浅草九劇 ローファーズハイ8/4~13公演
先日、ローファーズハイ!が公演している浅草九劇というホテル付き劇場を見に行った。
浅草九劇は、「浅草ひさご通り」商店街のなか
すき焼き老舗で有名な米久本店の真向かいにある。
ホテルは、渋谷スクランブル交差点目の前のTUTAYA内に併設されているカフェ
WIRED CAFEが初ホテル運営をしている「WIRED HOTEL ASAKUSA」ワイヤードホテル浅草。
1階にホテルとカフェの入り口があって、
2階に浅草九劇があって、
その上の会はホテルになっている。
浅草は外国人誘客による大型バス駐車場渋滞があり、地域住民と自治体一体となって
駐車場渋滞対策を何年もかけて準備していることから、浅草の街の変化を見たいと思っていた。
着物レンタルする女子。甘味処は満席だが、老舗土産店(佃煮屋も)は閑古鳥。
肉体美を自慢げに見せる人力車。娯楽施設は年配者のカップル。
ホッピー通りは若者グループ。
全国各地の地産セレクトグルメを集めた「ふるさとにっぽん」は、
スカイツリーと価格帯は一緒だが、品揃え等々もあってか閑古鳥。
繁盛店とそうでない店が混在している感じが、(同業種)売り方でなく
扱う商品によってその差が歴然なのが興味をもった。
浅草に求められているものが変わったのだと。
地元常連客の人数より、一見さん観光客人数の差が大きいんだろう。
そんなことはさて置き、本題。
8/4からローファーズハイ!の公演がスタートした。
レプロエンタテインメントの女性若手タレントが『ローファーズハイ!!』の名の下に集結!台本なしの、ほぼ即興によって行なわれる『ローファーズハイ!!』では、「女子高校生」という設定の中だけで、メンバー達が歌い、踊り、演じ、縦横無尽に舞台を駆け回ります。1つの公演に出演できるメンバーは9名。様々なメンバーの組み合わせによって、毎回違った印象の作品をお楽しみいただくことができます。今後もメンバーの追加・入れ替えを行い、『ローファーズハイ!!』は彼女達と成長を続け、皆様のご来場をいつもおまちしております。
ということで、女子高生が演劇をやっている。演劇だけでなく、歌やダンスもしているらしい。
大人(大学生以上)の演劇鑑賞経験はあるが、AKB劇場じゃないが、10代の子はじめ若者のみの舞台鑑賞経験は無い。
以前、フィルムコミッション(沼津への映画等の撮影誘致)活動時代に、
「私女優になりたいんですが、どうしたらいいですか?」と尋ねてくる若者が多くいた。
「こうして、こうしてこういう活動をしてごらん」などと応えるわけだが、
ローファーズハイ!では、オーディションもやるらしい。
俳優やタレントを目指すためのオーディションはいろいろあるが、
オーディションで、次の舞台に出れるかも。は、そう多くない。
「アニー」のような養成所でモーレツ特訓受けてとかはあるけど。
現在はフィルムコミッション活動をしていないから、
俳優目指しています。という若者が周りにいないが、
今なら、女子限定で、ローファーズハイ!公演見に行って、イメージ膨らまして
オーディションまで準備してはいかが?と言ってあげたい。
なぜ、ローファーズハイ!なのか。
ローファーズハイ!は、演劇だけじゃなくて、踊りや、歌もある。
まー舞台ならどれもあるんだけれど。
私はギターが弾ける。私はタップが得意、私はバトンができる。といった
何らかしらの体で表現できる得意分野を活かせる。ということ。
即興で舞台が作られるっていうんだから。
構成・演出をしているのが、劇団子供鉅人の益山貴司さんだそうだから、
演者の個性が光る舞台なんだじゃなかろうか。と思うのだ。
もう一つ、運営しているのが、芸能プロダクション「レプロエンタテインメント」だしね。
俳優の新垣結衣さんはじめ、タレントの菊地亜美さん、モデルの吉川ひなのさんと
仕事ジャンルが多岐にわたるプロダクションだから、
オーディション受ける。→舞台でる。
キラリと光る何かがある。→注目される。ファンがつく。
その才能をのばそうという人が現れ、仕事が増えていく。
期待に応えて経験を積み重ねていけば。→やりたいことを仕事にできる夢が叶う。
ということで、沼津含めて、地方の若者(女子限定)も「自分も舞台に立ちたい!」という夢をもって
ローファーズハイ!公演を見に行かれては?というオチ。
話変わって、プロダクションという名の、養成所に入って
練習ばかりして、仕事が一向に無い。という若者がいる。
契約をしているから、よそのオーディションは受けてはいけないとな。
契約って、お金払って練習して。毎年外に出されない宣材写真代を数万円とられて
仕事来ないのに、オーディション受けられないって~。
こういう類の夢の実現は10代(中学生まで)が肝心。
1年、年をとるごとにハンディを背負うから。
という事にならないように、
夢を叶えるべく、賢く、情報収集して選択してもらいたいものだ。
バイト情報誌の「an」とか「LINEバイト」のWEB媒体「ヱマリー」。
ヱマリーは、現役女子高生が記事を書いている。
「へ~、JKってこういう目線なんだ」を知れる。
ヱマリーで、ローファーズハイの舞台裏潜入記事が載っていた。
「“ローファーズハイ!!”の稽古場に潜入!『北村優衣』さんへのインタビューも☆」
若者が汗を流して頑張っているのを、同世代のJKがレポートする。
鳥肌たてながら拝読した。
で、私も友達に中学生時代東京に毎週出かけて劇団見て、新宿ロフト行って、
共感して英気を養ってきた時代があるのよーと語り懐かしんだ。
人が何か生み出すって感化されるものですね。