沼津駅から沼津港まで 渋滞イライラ回避、定額タクシーができたらいいのに
タクシーに乗るとき、ドライバーさんに尋ねること
「最近は、どこら辺（エリア）が忙しいですか？賑わっていますか？」
この10年は、100％同じ回答。
「沼津港くらいしかないですね」
そこで、沼津港～沼津駅区間、タクシー利用するお客さんの声と
ドライバーさんの感想を尋ねている。
（1）渋滞時、迂回路を使いたいたが使えない。
その理由は、こんな感じ。だそうで。
週末の渋滞時、渋滞回避のため、
ドライバーさんは、気をきかせて迂回路、脇道を利用する。
が、沼津港食堂街の入り口、「千本港町交差点」で再合流するため
混雑は回避できない状況になる。
なかなか再合流できないと、お客さんはイライラする。
また、迂回路、脇道を走ろうとすると、
遠回りになるわけだから、メーターが加算されることになり
お客さんからは、クレームがでるのだそうだ。
渋滞で、車が動いていないくても、メーターは加算されるのだけれど
心情的に、渋滞でメーター加算よりも
遠回りのメーター加算の方が嫌がられるのだそうだ。
そこで、私がドライバーさんに話したのは
「口頭、またはタクシー内に、掲示物をぶら下げて
その旨を案内して、お客さんの了承を得て迂回路利用をしては？」と。
「しかしながら、渋滞時は、時間も料金も約束できることはできないから、
良かれと思ったことが、裏目にでてしまうことは容易に予測できますね。
それも難しいですよね」
私は、15年ほど、沼津駅から沼津港までの渋滞道路の脇道に住んでおり
渋滞している車を見ながら、脇道を走る。
「千本港町交差点」を通らず、会社通勤。
「千本港町交差点」と「魚市場側の道路」は、昼間は決して使わない。
道を熟知したドライバーさんも渋滞回避は可能だけれども
タクシーの場合は、
遠回りのメーター加算になり、迂回はできないんだなー。
なるほど、この手があったか！
（2）「定額、一律1000円にすればいいんですよ！」
どのドライバーさんも、
沼津港までの渋滞時の対応は、ご苦労をなさっているという話を毎回伺う。
「お客さんに快適な旅をしてもらいたい。と思うドライバーさんが多いが
なかなか、解消されないけれど、どうしたらいいもんですかね？」
「僕らはね。定額にしたらいいと会社では仲間と話しているんですよ。」
「そんなことができるんですか？」
「いろんな地域でやっていますよ」
「定額にすれば、お客さんもイライラしないし、
渋滞回避に、遠回りで距離走っても、お客さんに余計な金額で心配かけない」
「僕らだって、10分以内で走れるところを、渋滞で30分走るより、
定額なら、脇道入って、次の仕事に行けるでしょう？」
「お客さんも、安心して気持ちよくタクシー利用してもらえるし
ぼくらも、損することはないと思うんです」
なるほど、その手があったか！
「定額って、いくら位が妥当な金額なんですか？」
「1000円ですよ」
「通常なら、1000円で行けるでしょう」
（3）定額タクシーとはなんぞや？
羽田空港と東京都内各所をあらかじめ設定した料金でお送りする、羽田空港専用の送迎タクシーです。
ご利用場所によっては定額タクシーより通常タクシー料金の方がお安くなる場合がございますので、あらかじめ料金シミュレーションでタクシー料金を確認されることをおすすめ致します。
通常タクシー料金の方が安くなる可能性もあるから、
シュミレーションで確認してみてね。という表記がある。
そうか、沼津港まで行くのに、もれなく「定額タクシー」利用ではなくて、
「定額タクシー」を利用するのか、否かをお客さんが選択するものなんですね。
参考：らくらくタクシー
あー、沖縄なんかの観光地で「タクシー貸切り」利用する
あれらも、定額タクシーなんだな。
沼津も、タクシー乗り場に、観光地タクシー利用の看板あったな。
あれは定額タクシーだったかな？それとも、参考料金の記載だったのかな。
見てるようで、全く見ていないものだ。
「定額タクシー」で検索すると、ほとんどが、タクシー会社単位と
観光系のポータルサイトがヒットする。
くわえて、タクシー協会。
空港まで、通常運賃と比べ格安で設定した大変お得な運賃でお客様を運送します。
ご利用にあたっては、事前予約制となっております。なお、高速道路利用料金が別途かかります。
ご利用にあたっては、各社にお尋ねください。
神奈川県内から、羽田空港など特定の箇所に行く際に定額を設定。
利用できるタクシー会社が記載されている。
多言語表記があるため、主に観光客がターゲット、ニーズに応じた形なのかな。
見やすいホームページに、神奈川県全域をカバーしているのが素晴らしい。
予約制であることから、沼津港では、参考まで。
参考：（河北新報）＜平泉・一関周遊＞得旅タクシーで行こう 定額サービス開始
「平泉の文化遺産」観光振興を目的に、
流行りのDMOと、タクシー協会の連携により、
30年5月にサービス開始とな。「貸し切りタクシー」のイメージ。
DMOがこういう形で係わるって素晴らしいなー。
参考：（大分県観光情報サイト）大分空港と由布院・大分・別府を結ぶ定額タクシーが運行されます！
29年12月サービス開始。大分県タクシー協会による
空港と観光名所を巡る。こちらも「貸し切りタクシー」のイメージ。
（4）こんな定額タクシーがあったらいいな
1）沼津駅～沼津港の区間
2）1000円～1200円あたりの定額料金（深夜料金、迎車は別途）
3）予約無くてもOK
4）タクシーに、
「定額タクシーサービス〇〇〇〇円」といったステッカーが貼ってある。
（全タクシーで、サービス利用できるのが理想的だけれども）
5）お客さんが「定額タクシー」でお願いします。というと定額料金を利用できる。
（渋滞のない日、渋滞のない時間帯の通常料金と、
定額タクシーが、同じ程度の金額が理想的だけれども
採算の合う「定額タクシー」料金を設定したならば、
お客さんの利用選択、承諾が必要となるんだな。
うーん、そう考えると、利用時のクレームの可能性も無きにしも非ず。
だから「予約制」とかなんだろうか。
看板とか、タクシー内掲示物とか必要になってしまうなー。
タクシー利用者さんの声を直接聞くことはないので、
どの位の量の要望、ニーズがあるのだろうか。
通常の週末の渋滞時もさることながら、
8月のお盆の渋滞を控えてタクシー利用者さんの事を考えてみた。
（1）とりあえず、渋滞を回避したい方へ
脇道利用メーター加算OK。時間短縮の希望の方は
沼津駅からタクシーに乗ったら
「今日は渋滞していますか？」
「渋滞しそうならば、脇道利用してください」と言ってみましょう。
「魚市場側の道路で降りるより、一本東の通りで降りる」
もしくは「千本港町交差点手前で降りる」
帰りの沼津港から沼津駅は、渋滞しないか？
お盆８／１１～1５は、１３時～1４時位は渋滞する可能性ありです。
参考：沼津港 GW 渋滞はココから発生する、事前に要チェック！
