かめも丸 深海魚 どんこ 入荷 写真
お客様から「どんな深海魚が食べられますか?」「今日は入荷していますか?」とのお問い合わせがあります。
電話口での説明は限界があるので、写真を撮ってきました。
今日は、11/14(火)は、千本一定休日含め、お休みのお店が多かったり、雨にもかかわらず
かもめ丸のあるビルの通路はお客様でいっぱい。
そんな、かもめ丸の店先で写真撮影をしていたら、
「この魚は、なんていう魚ですか?」「食べられるんですか?」と人だかりができて、
10分程度の撮影で10数人の方から、尋ねられました。
10月~4月までがトロール漁の解禁となり、期間限定で召し上がられます。
この魚は、地元でも広く「どんこ」と言います。
学術名は「エゾイソアイナメ」です。
みなさんがご存知の「アイナメ」よりも、更に身が柔らかく
煮付で召し上がると、皮ごとするするーっと身がほぐれて、ご飯のおかずに最高ですよ。
家庭の食卓でも食べられています。
沼津では昔は魚屋さんで買えました。今はスーパーではなかなか買えません。
流通量が少ないです。
私は魚問屋なのでどんこは日常食ですが、地元でも魚の調理はちょっと苦手。
上手に煮付ができない。という方もいらっしゃるので馴染みも薄いかもしれません。
「深海魚というと美味しいのかしら?」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
金目鯛やかさごなども深海魚ですが、
一般的な深海魚ではなく、スーパーではほとんど売られていない馴染みの少ない深海魚のなかでは
私は「どんこの煮付けが一番のおすすめ」です。
身がしっかりしているタイなどの煮つけとは異なる
身が柔らかくて美味い煮つけを召し上がっていただけると思います。
金目鯛の煮付けと比べると、脂はぐっと少なくなります。
身が柔らかいので、小さなお子さんも気に入ると思いますよ。
では、どんこのお写真を
煮付にして、ほほの肉、頭の肉、そして目玉もしゃぶります。
目玉の周りのトロトロが美味しい。目玉はペッと出します。
口の中にあるのは、「浮袋」ですね。