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みそぎ修法会 2017/3/11 高嶋孝行

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~「みそぎ」について~

・「みそぎ」とは、一般的なイメージでは「身に罪や穢れのある時に、川や海で身を清める事」ですが、心機一転して気持ちを新たにして生まれ変わる事を目的に行う行為の事を指し、そのルーツは日本最古の書物『古事記』に迄遡ります。

・「国生み神話」の主人公イザナギとイザナミの夫婦が日本列島を造った後、次々に日本の神々を生み出したのですが、最後に生んだ火の神カグツチの炎により、焼死したイザナミに再会する為にイザナギは黄泉の国(死後の世界)へ行きました。ですがゾンビと化した妻が悪霊と共に襲い掛かり、必死の思いでこちらの世界に返った際、黄泉の国で浴びた不浄のものにより、穢れた全身を川で清めたのが、「みそぎ」の始まりと言われています。つまり、今日に至る「みそぎ」の根底にはイザナギの「黄泉返り」による命の蘇りが深く関わっているのです。

・静岡県沼津市で新春に行われる伝統行事「」では、神男(かみを)と呼ばれる男衆が、海を越えて天空から降臨する神様の形代として海に分け入って榊神輿を担ぎ「弥栄(いやさか)!」と雄健叫(おたけび)を大声にて唱えみそぐ事で五穀豊穣を祈祷します。その際に先導役として神男を案内するのが今回の「みそぎ修法会」開催本拠地となる椿大神社の祭神として崇められる猿田彦大神であり、天孫降臨の際、天照大神(あまてらすおおみかみ)に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内した国津神としても知られています。「みそぎ修法会」はこの猿田彦大神及びその神孫である行満大明神の御神徳を慕い、「みそぎ」の行法を通して惟神の道を修得する事を目的に行われています。

研修1日目(2017年3月11日・土)

 

・午前10時20分頃、待ち合わせ場所であるピアゴ香貫店のところで、一緒に参加させて頂く香貫明神會代表・原田さんの車に乗り込んだ時、今回の自分の「みそぎ」研修はスタートしたと思います。他に同じ香貫明神會のメンバー、加藤さんも乗り合わせ、当初は三人での参加と想定していましたが、原田さんの知人でもある大阪府の宮司・国分さんも道すがら加わる話を聞き、個人的な期待も抱くに至りました。

 

・今回の交通経路は大平地区の方から、伊豆縦貫道を伝って長泉沼津ICから新東名に乗る流れでした。途中、昼食休憩(場所:長篠設楽原PA)を挟んで、東名から東名阪へと渡り(御在所PAでもトイレ休憩)四日市ICで降り、午後2時半頃に待ち合わせ場所である近鉄・桜駅で国分さんと合流、目的地へ向かう車中にて改めて「みそぎ」の流れについてチェックしていました。

 

・午後3時15分、目的地である椿大神社に到着し、今回の宿泊施設である椿会館に荷物を下ろし、午後4時位にメンバー全員で境内を一通り回りながら、参拝及び下見をしていました。ただこの3月は花粉が飛び交う時期でもあったので、自分も原田さんも花粉症に苦しみながらの訪問となりました。その後、会館に戻り午後5時過ぎ~午後6時位まで夕食を取りながら、本番に向けて各自準備を進めていました。

・そして午後7時過ぎに全員揃って社務所に行き、受付を済ませ早速会員手帳に目を通しながら、集まったおよそ100人近くの参加者と共に「みそぎ」の心構えや要となる六根清浄の内容等を黙読していました。そして午後8時に予定通り講話が始まり、東日本大震災から丸6年を迎えるに当たって、薄れゆく地震や事故に思いをはせながら、準備体操や雄健叫(おたけび)等を通して、「みそぎ」に臨む精神を統一させていきました。

 

・講話後の午後9時半頃より、いよいよ前半後半に分かれて滝行(場所:金龍明神の滝)に移っていきました。気温4℃の満月の夜の下、男性は褌姿、女性は水衣にそれぞれ着替え、拝礼や鳥船(とりふね;左足を半歩左斜前に出して胸の前に腕を引き寄せた後、前方左下へ突き出し「エーイッ」と掛声を唱える行為)、雄健叫等行い体を慣らしていました。先に女性陣から滝に打たれていき、待っている間は皆、振魂(ふりたま;「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」と連唱しつつ、踵をつけ両手をへそ下前方に右手を上に掌を軽く組み合わせ連続して上下に動かす行為)をしていました。そして、ついに男性陣の番になり、滝へ続く石段を一人ずつ降りて行き、原田さん、加藤さん、国分さんの順で滝に打たれ、間を挟んで、自分の番となりました。足を水につけた瞬間から肌に突き刺さるような冷たさとの闘いになりましたが、慌てずに滝に身を寄せ、印を組み「祓へ給へ 清め給へ・六根清浄」と唱え初めてながら無事に出来ました。その後着替え外拝殿にて参進、各個人の名前が一人ずつ読み上げられて祈祷を受けました。午後11時~午後12時まで護摩行を実施し、終了後に宿泊部屋にて軽い打ち上げした後に消灯、全員深い眠りについたのでした。

 

研修2日目(2017年3月12日・日)

 

・朝6時頃それぞれ起床、午前7時には食堂にて朝食を取りました。この時、調理担当のおばさんがお昼のお握りも作って下さったので、本当に有難かったです。身支度も済み椿会館を後にして、車に乗り込んだ一行は午前8時過ぎに入道ヶ岳登山口に到着、奥宮巡礼を始めました。まずは、県指定天然記念物になっている石大神(しゃくだいじん)に拝礼を行ってから、全員で山に分け入りました。

 

・この時期はまだ冷え込みが続いていた事もあり、所々で根雪が残り簡単には進めない山道が続きました。いくら、出発地点である登山口が標高300m前後とはいえ、奥宮のある入道ヶ岳は標高約900mと地元にある沼津アルプスの倍近く高さがある山でもあるので、一歩毎足元を確かめながら登っていました。

 

・写真でも分かる通り、全員白装束に身を包み、頭にハチマチをして、各自で登山用に運動靴もしくは地下足袋で巡礼に臨んでいました。

・木々の間を縫いながら、ようやく午前10時過ぎに山頂近くの鳥居迄に辿り着きました。この鳥居も老朽化が進み、今春を過ぎた頃に新しい物に取り換えられるとの事だそうで、奇しくもこれが見納めの形となってしまいました。

・午前10時半頃に椿大神社奥宮に到着、足元が泥でぬかるんでいた為、気を付けながら拝礼や雄詰(おころび;両足を閉じて立ち、左手は腰に当て右手の指で刀印を組み眉間に構え、まずもって「国之常立命(くにのとこたちのみこと)」と神名を唱えて左足を左斜前に踏み出すと同時に「エーイッ」の気合と共に斜めに切り下ろし、次いで「猿田彦大神」「黒龍大神(こくりゅうのおおかみ)」と唱えつつ、前に同じく刀印を切る行為)等を行い、お神酒やお清めの塩を四方に撒き祈祷を終えました。その後、池ノ谷コースから下山を開始、午前12時過ぎコース途中にて昼食にしました。何故だろう、山で食べるお握りはこうも美味しく、何もないところにいると心がピュアになれるのだろう、と感じ無我の境地とはこういうものだろう、と改めて考えさせられました。

 

・昼食を終えて暫く進むと、「くぐり岩」と呼ばれる石門が現れました。ここでも、御祈祷や雄健叫を行い、太古から続いてきている自然への崇拝の念を抱きながらやりました。午後1時40分頃 登山口迄下山、午後1時50分頃には鮎止の滝を訪問し、午後2時過ぎには現地を出発、午後2時50分頃 「花しょうぶ」にて入浴タイムを設け軽食を取りながら小休憩をしました。

・午後4時頃、近鉄・平田町駅にて同行して頂いた国分さんと別れ、その後鈴鹿ICより東名阪に乗り、要所でトイレ休憩(午後5時半頃に刈谷SA、午後7時は新東名・遠州森町PA)を取りました。午後8時半頃、長泉沼津ICに戻り、午後9時 それぞれメンバー帰宅となりました。

・改めて、今回初参加だったみそぎ修法会は色々と勉強になり、収穫も多かったと感じたので良かったです。歴代のメンバーが経験してきた猿田彦(役)に自分も混ぜて戴く事に大変有難いと思いながら、ご報告致しました。

 

 

参考文献

・宮本辰彦(2015)『「生まれ変わる」極意 人生を好転させるお正月とお盆の過ごし方』、かざひの文庫、224P.

 

参考資料

・伊勢國一の宮 猿田彦大本宮 椿大神社・パンフレット

・伊勢國一の宮 猿田彦大本宮 椿大神社・みそぎ修法会 会員手帳

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