3/13火・4/13金 冨士御法家 同氣会 八湖めぐり 参加者募集
2018年からスタートし、毎年開催しております。
2020年も開催します。詳細はfacebookをご覧ください。
冨士御法家 同氣会 八湖めぐり行事のお知らせ
(本会同氣会は会員グループではありません。だれでもご参加自由、入会金年会費などは不要です。興味を感じた行事企画に自由にご参加下さい)。
旧暦では、睦月7日春の七草の日を過ぎ、寒さも峠を越し草木も芽吹きはじめました。伊豆では早咲きの桜が、いよいよ見頃です。
このたび、冨士御法家20世藤原覚法師のご指導をいただき、冨士講村上光清霊神本流の礼式を元に八湖めぐりの春行事を有志で執り行うことになりました。
冨士御法家同氣会は、古流の冨士信仰を現代に伝承すべく実践し楽しもうという主旨で、沼津在住、和風割烹料理店を経営する原田峰虎が主宰するものです。
今回は、八湖めぐりのうち、箱根芦ノ湖をひと巡りする大行で、箱根神社摂社である九頭龍神社の月次祭にあわせて、3月と4月に行事を二回執り行います。
九頭龍神社の月次祭が、毎月13日ですので、
3/13火曜日と
4/13金曜日に行います。
芦ノ湖は一周約22キロメートルあります。湖畔のハイキングコースを巡るのですが、特に西側は山道で、夏季はともかくこの季節は整備がなされておらず、下草に埋もれているような箇所もあります。湖岸を歩むので山登りではありませんが、平坦なようで実は、登ったり下ったりの連続です(特に後半)。距離も長いので、ハイキングコースとして考えると中級健脚向きのルートです。歩くこと慣れていない方には、キツイです。「行」のひとつとしてお考え下さい。
毎月13日は、箱根九頭龍社の月次祭日です。
龍神様のご縁日として、毎月数百人の崇敬者が集います。この日だけ民間社有地の公園が開放され、例祭のための特別航路が就航します。ほとんど100%の方々が、船か自家用車で参拝されます。私たちは、そこを「みちゆき」でお参りし、しかも参拝後に、参拝前の約2.5倍の距離を歩いて「めぐり」を満行します。
(九頭龍神社公式サイトより)
わたしは、春秋にこのコースを一人で巡っていますが、湖水が澄み渡り、霊峰冨士の遙拝にも恵まれるこの季節の芦ノ湖は、言いしれぬ魅力に満ちています。
途中、冨士信仰についてその概略をご説明し、いくつかの箇所では古流の御唱拝を上げて神々に祈りを捧げます。水を浴びたり足を浸したりなどの「水行」はありませんが、湖の「霊水」をいただいて「お水取り」の儀を行い、参加者のお祓いとご祈祷を行います。
実施日まで、あまり日にちもありませんが、詳細を以下に記しますのでご都合よろしい方はご参照の上お申し込みいただけたらと思います。
(定員を設けてはおりませんが、多くても四、五名のイメージです。)
来たる
3月13日(火)と
4月13日(金)に、
箱根・芦ノ湖を一巡りする「冨士御法家・八湖巡り」を行います。
両月とも、ほぼ同じ内容で行います。都合の良い日にご参加下さい。
(ネットで拾った秀逸なマップ。作成者の名前を失念。多謝再拝)
三月と四月は、ほぼ同じ内容で行いますので、都合の良い方にご参加下さい。(と言っても、ともに平日なので、「普通」の方には、参加難しいかも。)
富士講の修行は、富士山に登ることだと多くの方は思い込んでいらっしゃいますが、実は、「水行」「断食」「道行」が基本で、「ミネイリ=お山かえり=富士登拝」は、その集大成です。
富士講行者の先達たちは、世俗的な稼業にいそしみつつ、日常的な「垢離とり」「節食」「巡拝」に明け暮れて心身を磨いていましたが、「お山かえり」とともに生涯の大切な「行」として取り組んだのが「八海(八湖)巡り」です。
「八海巡り」が、何処の八海(湖)をさすのか、これは流派により様々な解釈がありますが、箱根の芦ノ湖が、間違いなくその聖地のひとつであることは疑いありません。
同氣会主宰者は、春(三月四月)と秋(九月十月)に、箱根神社摂社・九頭龍神社の月次祭にあわせて芦ノ湖を一巡りする「行」を行っています。このたび、その礼式を伝授し、希望者を募り、ともに神々に祈りを捧げる「巡拝の旅」として企画しました。
旅立ちの聖地は、駒形神社です。
芦ノ湖の南岸に鎮座するこの古社は、箱根が山岳修験で栄える昔から崇敬を集めていた屈指の古社で、箱根七福神の毘沙門天社を境内社にもちます。
此処で、「行入りの御唱拝」をあげて、スタートです。
旧東海道の杉並木道を抜けて
元箱根の湖畔に歩を進めます。
弁財天社の旧社地である堂ヶ島を遙拝しつつ、霊峰冨士を遙拝
箱根神社の湖水鳥居にて御唱拝をあげます
そのまま、東湖岸の遊歩道を北上し
約一時間半で、九頭龍社に辿り着きます。例祭には、数百人の崇敬者が詰めかけています。
祭典開始を待つ間に、弁財天社に参拝
(月次祭の詳細は、こちらの公式サイトをご参照下さい)
http://hakonejinja.or.jp/
約一時間の祭典を終えたら、再び、群衆から離れて、「めぐり」の旅へ
湖尻を過ぎると、西岸のハイキングコースに入り、起伏が激しくなっていきます。
途中、湖越しに「神山」を遙拝する浜に立ち寄り、「御唱拝」と「御水取り」之儀をとりおこなって、最後の道のりを目指します。
参加者の脚力にもよりますが、3時から4時くらいに出立点の駒形神社に到着します。
自家用車参加の方は、ここで解散可能です。
鉄道列車での参加の場合は、三島駅まで送迎します。
参加者の希望に従い、箱根もしくは三島近辺で直会を行います。(参加者実費)
お申込みについて
冨士御法家 同氣会 春の自由参加行事
日時 平成30年3月13日(火)第一回目
平成30年4月13日(火)第二回目
どちらかご都合の良い日にご参加下さい。
[ 集合場所 ]
■<前泊の方>
沼津港 和風食堂さかなや千本一 6:30集合出発
※駐車場ご利用希望の方は、申込み時にご相談ください。
■<自家用車参加の方>
道の駅 箱根峠 7:30合流再出発
[ 解散予定場所 ]
16:30 駒形神社(箱根帳箱根290)<自家用車参加の方>
17:15 東海道本線三島駅までお送りします
※希望により箱根もしくは三島近辺で直会を行います。
[ 参加費用 ]
1000円(御唱拝の祝詞集を差し上げます。
※食事代は含まれません。
※九頭龍神社のご祈祷料<任意>は含まれていません
[ 参加条件 ]
心身健康で20数㎞行程約6時間の歩行に耐えられる方
[ 前泊について ]
主宰者経営の食堂「さかなや千本一」で前泊可能です。
入浴設備はありません。男女別の大広間です。
※東名インターに日帰り温泉あります。
暖房費シーツクリーニング代等として1000円申し受けます。
http://www.senbon1kamome0.com/
[ 服装 ]
巡礼装束(白衣 上着のみでも可 傘は不要)
※白作務衣の上着などを羽織れるようにして下さい。
※当方で白装束の貸出もいたしますので、ご希望の方は事前にお申し込み下さい。
※歩きやすい服装でお越しください。
道中は滑り易い箇所もありますし、雪解けの水などによりぬかるんだ箇所もありますので、トレッキングシューズなどのある程度しっかりした靴をお勧めします。
※九頭龍社で祭典時刻まで待機する間は冷え込みます。
防寒着をご用意下さい。雨具の準備も必須です。
[ 持ち物 ]
・昼食
(必ずご持参下さい。食事休憩中にバーナー調理等をする時間は設けていませんので、軽くすぐ摂食できる軽食をご用意下さい)
・飲み物
・雨具
・防寒着など
[ 申込み・問合せ先 ]
ご参加希望の方は、3/13芦ノ湖巡り、もしくは4/13芦ノ湖巡りのどちらかのご希望を明示し
・お名前
・ご住所
・お電話番号
・アウトドア経験度
・緊急連絡先
・前泊希望の有無
・白衣貸与希望の有無
・集合場所の選択
を、申込みフォーム、またはFAX、お電話でお問合せ、お申込み下さい。
・FAX 055-952-0022
・お電話 080-5297-0845
ご不明な点はお気軽にお問い合わせくださいませ。
冨士信仰のいにしえに想いをはせ、芦ノ湖の聖空間を味わう旅です。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。